ミネズミを10匹捕まえた場合、10匹ともステータスが違います。
・HPと防御が高いけど、攻撃が弱い
・素早だけが高い
・HPは低いが、他のは高い
のように、捕まえるたびにバラつきがあります。
個体値とは、表には見えない数字ですが、0~31まであります。
0が低く、31が最高です。
LVが低いうちは、あまりステータスの差がでませんが、LVが上がれば上がるほどステータスの差は広がっていきます。
LV100になると、ステータスの差は30ほど開きます。
強いポケモンを育てるには、高い個体値を持ったポケモンが必要になるということになりますね。
個体値はゲーム中のステータス画面では確認することができません。
ステータスの計算式の逆算で個体値を求めることができます。
LVが低いうちは攻撃が「20」でも、個体値が3~12の場合、など判定がしにくい場合があります。
そのような場合は、ふしぎなアメを数個用意しておいて、
・レポートをする
・ふしぎなアメでレベルアップさせる
・ステータス計算の逆算で個体値を調べる。
・ふしぎなアメでレベルアップさせる
・ステータス計算の逆算で個体値を調べる。
・ふしぎなアメでレベルアップさせる
・ステータス計算の逆算で個体値を調べる。
何度か繰り返していれば、個体値が1つに絞り込めます。
個体値が絞り込めたら、レポートせずにリセットしましょうね。
HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さと、6つのステータスがありますので、全て調べるのは少々面倒ですね…
ちなみに、捕まえたばかりで、一度もバトルに出ていないポケモンじゃないと正確な値は調べられません。
バトルに出ると「努力値」という隠しポイントが増え、これもステータスに影響があるからです。
必ず、一度もバトルに出ていない状態で計算をしてくださいね。
掲示板などで目にする6V、5Vなどという言葉があります。
6Vの6や5Vの5は、ステータスの数のことです。
HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さと6つのステータスがありますね。
そのうちの5個だったら「5」、6個だったら「6」になるということです。
ではVとは何でしょうか?
コンピュータの知識がある人は2進数とか16進数とか聞いたことがあるかと思います。
難しいことは省きますが、31進数以上の物とでも考えてください。
1、2、3、4、5、6、7、8、9まではわかりますね。
9の次は10ではなくAになります。
10 = A
11 = B
15 = F
19 = J
25 = P
26 = Q
27 = R
28 = S
29 = T
30 = U
31 = V
つまり、Vとは31のことです。
何が31かというと、個体値が31という事です。
そう、個体値が最高の31のことです!
では6V、5Vの意味はわかったでしょうか?
6V = ステータス6個とも個体値が31
5V = 6個のステータスのうち、5個の個体値が31
よく使われるのはVとUです。
Uは30ということですね。
この読み方で読むと、6つのステータスが個体値26の場合は6Qということになりますが、実際6Qと言われて、Qが26であることを理解できる人はほとんどいません。
VとUだけ覚えておけばよいでしょう。
誰だって強いポケモンを育てたいですよね。
6V、5Vのポケモンが欲しいですよね。
では、野生のポケモンで高個体値が出る確率はどれくらいなのでしょうか?
個体値は0~31まで、32通りあります。
6つのステータスのうち、どれか1つがVである確率は32分の1ですね。
同様に、
2V = 1024分の1
3V = 32768分の1
4V = 1048576分の1
5V = 33554432分の1
6V = 1073741824分の1
6Vが出る確率は、10億分の1です……
絶対に出ないとは言いませんが、50年ほど毎日野生のポケモン捕まえ続けて、1匹捕まえられたらいいほうでしょう。
それくらいの確率です。
ものすごい強運で6Vのポケモンを手に入れる人もいますが、残念ながら出回っている6Vポケモンの98%以上(メタモン、伝説系は99.9%以上)は不正な方法で手に入れたポケモンです。